諦めんぞぉ〜        ルパァ〜ンッ!
諦めんぞぉ〜        ルパァ〜ンッ!
2006/03/16 (Thu) 01:05
 
新ルパン第1話の回想シーンから、信州の山ん中の駐在所で一人叫ぶ銭形です。
また、くだらぬモノを描いてしまったか・・な?ウワッ、ネクタイの色、間違えてる!なんて事だ・・・。
 
微かな記憶をふりかえってみると新ルパン、初放送の頃はそれまで再放送で見ていた旧ルパンのイメージが強かったためか、そのバタ臭い顔(新ルパン初期の顔)や分かり安すぎる内容が好きになれず、昔のルパンはリーゼント頭だったという第54話を見て決定的に心が離れていった記憶があります(当時の友達に旧ルパン贔屓がいた影響もありますが)。
実際に全話を見たのは再放送の時でして1時間で2話放送でしたが、その2話放送でやっと満足できたのでした。
 
僕が見ていた1時間2本とは、僕の住む関西地方で日曜日のお昼12時から何年(10年近くやっていたのかな?)にもわたり繰り返し再放送していたもので最終回になると、旧ルパンや、パートV、シティーハンターなどを挟んでまた「ルパン三世颯爽登場」が始まるというモノでした。10代の頃の僕はお昼ご飯を食べつつその再放送を毎週見ていたのですが、初放送時の不満も再放送2本立てで放送してくれると
 
「一本目はつまらなかったけど、もう一本見れるからいいか」
 
という感じで見ていました。そうやって見続けていると「このルパンもアリかな?」と新ルパンのノリにすっかり馴染んでいってしまいました。ですからどの話に満足・・と言うわけではないのですが、やはりテレコムやブロードウェイシリーズは好きですね。
 
現在のテレスペのルパンって新ルを真似てるようですが、表情が硬く引きつってるように思えてしまいます。左右の目の焦点も合ってないような・・・。ネクタイはテレスペ第一作の「バイ・リバ」も黄色系でしたよね。「バイ・リバ」が「マモー編」を真似たデザインだから、その流れが続いてるんじゃないですかね。旧ルと新ルの銭形、それに第一話のストーリー自体も両作品の性格やキャラクターの扱い方の違いを如実に表していて、見比べると面白いですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
華麗なる           チームプレイ・大作戦
華麗なる           チームプレイ・大作戦
2007/6/4 (Mon.) 23:08:49
 
新ルパン137話のルパン達です。個人的にストーリーはあまり面白くないのですが、 僕の場合この回のタイトルが心に引っかかっております。タイトルの『チームプレイ』って言葉を聞いて頭に思い浮かぶのは、旧ルパン第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」の前半、ルパン達が首尾よく金満邸に潜入するシーンなのです。旧ルのこのシーン、作戦は失敗しますが4人其々が実に迅速に行動し、阿吽の呼吸で協力して、スリリングであり、おどけた所もあったりしてカッコいいんですよね。ですので、新ルの137話を始めて見た時も旧ル15話が頭に浮かんだりしていました。ただ新ルのこの回、初見での印象は、まぁ正直面白くなかったというのが記憶としてあり、その昔再放送で見たっきりの作品でした。
 
ただ最後に見たであろう再放送から20年近くが経って、「あの頃は面白くないと思っていたが、それは自分の考えが浅かったためで、奪取困難なお宝を4人が一瞬のチャンスを狙って奪取するっていうシュチュエーションは面白いのではないか?いや、きっとあの頃はわからなかった発見があるだろう」・・と思い、自分の中でかつて見た本編を思い出しつつ(どこか旧ル15話のコンビネーションを刷り込みつつ)スリリングな活躍を想像していたりしていました。・・・・で、最近ようやくレンタルでDVDを見たのですが・・・・やっぱり、昔の感想と同じで面白くなかったです(苦笑)。
 
終盤の作戦本番は、盛り上がらない事もないのですが、ギリギリの緊張感が感じられず、またすっかり忘れていた前半部の銭形との入れ替わりでのエピソードも、改めて銭形のダメっぷりを再確認する事になってしまいました。今回描いた絵は、そういう本編とは別に、もっと緊張感あるイメージを目指して描いたのですが、今見直すとルパンの腕が長すぎたかな?拳一個分短くてもよかったかも。 まぁ、作画も含め新ルパン中の完成度のあまり高くない作品かな?って思うのですが、一般的には人気があるのは何故だろう・・・。山田さんの声はノリノリで面白いんですが。あっ、それと練習風景は面白いですね。あれを夕暮れ時まで続けてるっていうのも愉快でした。
 
同DVDに収録されていた「ルパン逮捕頂上作戦」(これも昔見た時の内容は忘れていました)もサブタイトルそのまんまなストーリーに脱力感で満腹です。もっと狡知溢れるルパンvs銭形を期待しましたが、飛行機が山に不時着するシーンを見て、この先の展開が予想できてしまいました(苦笑)。あくまで個人的な好みですがなんでもアリでバラエティ溢れる新ルパンだから、かえってシンプルに盗むというストーリーに惹かれるという事なのかな。常識外の方法で盗みのテクニックを魅せるっていうのは解るのですが・・・あの銭形が相手では、見ていて何のワクワク感も感じないというか・・・。
 
でも、同時に借りた別巻の第110話「激写これが不二子だ」は予想に反して面白かったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
LOVE IS EVERYTHING
LOVE IS EVERYTHING
2008/8/25 (Mon.) 21:15:42
 
今年の夏もそろそろ終わりですので、なんとなく新ルパンのEDを連想し、描いてみました。この第4OPはとても洒落てて好きですね。ルパン達が出てこないため音楽PVのようにも感じられますが、去り行く夏の哀愁を思わせる全体の色合いと映像中に登場する恋人らしき二人のちょっとした仕草、縦に流れる「LUPIN」のロゴなどに見惚れてしまいます。曲も好きですね。当時このEDに至る本編であまりにもズッコケタ内容の回だったりすると、その雰囲気の落差に
 
「このED(OPもですが)はこのルパンには勿体無さ過ぎる・・・」
 
とか思っていました(苦笑)。今回の不二子、まあなんとなく描きだした為、特にOP不二子や原作不二子を意識した訳ではないのですが雰囲気に合うかな?と思いつつピンクにしてみました。新ルパンの不二子があまり好きではないのですが、それでも第4OPの不二子や青木さんが描かれた(と思われる)不二子はお洒落で魅力的ですね。
 
 
 
 
 
「BSルパン」で選ばれた話は「華麗なるチームプレイ作戦」以外は納得なのですが、
リクエストするとしたら・・・そうですねぇ〜。いっぱいありますが・・・
 
新ルパンは
 
「マイアミ銀行襲撃記念日」
または「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」、「神様がくれた札束」のどれか一つ。
どれもテレコムですが、動きや一見クダラナイと思える所を丹念に面白くしているところが好きです。見ているだけで楽しい。
 
それから
 
「モロッコの風は熱く」
ルパンと銭形の逃避行っていうのが楽しい。
 
「空飛ぶ斬鉄剣」
新ルパンはこういう事もアリなんです!みたいな開き直りっぷりがなんか好き。
 
(そういう意味で「ルパンのお料理天国」や「君はネコぼくはカツオ節」も同様に好き)。
 
それと「狼は天使を見た」これは好きですね。
「天使なんていないんだメリー」っていうセリフが彼の心の闇を物語っているようで。
 
PARTVは
 
「裏切りの荒野を走れ」
次元と不二子のいがみ合いや、パーカーとの騙しあいがいいと思います。クライマックスで、もう一捻りしてほしかったですが。
 
「友よ深く眠れ」
これは青龍も良いのですが、谷山の悪どさに参りました。あの醜さはインパクトありました。
 
「カクテルの名は復讐」
これはお洒落でいいですね。ルパンのベタベタしないカラッとした優しさも好きです。
 
あとアラスカの2編ですが、
個人的にはジョーにもうちょっとカタルシスが欲しい。美味しい役どころなのに、僕には印象が薄かったです。
次元に嫉妬していたと思うのですが、あまり伝わってきませんでした。
 
後は「悪のり変奏曲」は
僕自身解るような解らないような曖昧な印象なので、番組ゲストの方々の意見を聞いてみたいです。
これは深い作品です。と褒めるのか・・駄作です。と貶すのか・・。
 
なんて思いつくまま書きましたが・・・こんなところです。

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