悪いがこれからでね。私のゴロマキ殺法は・・。
悪いがこれからでね。私のゴロマキ殺法は・・。
 
 
ジョー2から、ゴロマキの蹴りで顎を砕かれたウルフの場面です。ボクサー崩れの負け犬ウルフは、相手が腕だけじゃなく足も武器になるという事には、気付かなかったのでしょうか。
この後、ゴロマキはビール瓶でウルフの頭を痛打し、メッタ撃ちに殴ります。
 
 
 
 
 
夢儚くもやぶれたり
夢儚くもやぶれたり
2005/11/28 (Mon) 22:07
 
力石の死後、ゴーゴークラブ「バロン」で遊び狂う白木葉子です。
 
このシーンは、力石を失った寂しさを紛らわすため、または死に追いやったのは自分だとうい罪悪感を忘れるため毎晩遊び続ける葉子の前に、新聞記者に連れて来られた無気力な矢吹が出会う場面なのですが、葉子の見られたくない姿を見られた戸惑いとその直後の開き直り方が印象的で、それまではお嬢様然としていた彼女に人間的な面を感じたので描いてみました。
そういった場面とはま〜ったく関係なく、ご機嫌で踊るルパン・・今回も女(不二子)に逃げられ「待ってくれ〜僕の恋人ォ〜」・・・って事になるのでしょうね。
 
「あしたのジョー」と「ルパン三世」、まったく世界観の違う2作品ではありますが共に同じ時代を駆け抜けていった者同士、という事で出演していただきました。・・次元なんかは力石対矢吹戦のテレビ中継を(ルパンからの仕事を断っても)夢中で見てそうに思ったりします。「これだけはいくらおめぇの頼みでも譲れねぇよ、そこだ力石っ!」とか言ったりして・・・白木葉子はここからが活きだしますね。
 
 
果てしなき闇の彼方に
果てしなき闇の彼方に
2005/12/04 (Sun) 00:37
 
力石が死んで無気力のジョーです。
 
矢吹丈って一見、喧嘩っ早く負けず嫌いな乱暴者(アンチヒーロー)というイメージがあるように思うのですが、少年院護送中に人知れず涙を流すシーンや出院後、ドヤ街の連中に歓迎され人の温かみに触れ一人泣くシーンなど繊細で傷つきやすい心の持ち主だと思います。そんな丈の力石を殺したという心の苦しみやどうしようもない悲しみをイメージして描いてみました。個人的に力石戦までの元気な丈も好きですが、このころの(放浪し、テンプルを打てず、嘔吐する)、のた打ち回る丈も見ていて辛いですが好きです。
 
 
もうワイをうどん野郎とは          呼ばせへんで
もうワイをうどん野郎とは          呼ばせへんで
2005/12/07 (Wed) 00:14
 
減量に成功し引き締まったマンモス西です。隠れてうどんを食べている所を丈に見られ、それが負い目になっていた西ですが見事、八回戦まで勝ち進んだのでありました。
 
西のうどんエピソードは僕も印象深く、西の心の弱さや丁度その頃力石は減量に耐えているという図式が常人とそうでない者との対比のようにも思えたりしました。その後も自暴自棄な丈に「このうどん野郎!」と殴られドブ川に転げ落とされたりしますが一貫して丈や段平を思いやる西って本当にいい奴だと思います。拳の骨折が原因でボクシングを引退してしまいますが「あしたのジョー2」のオリジナルエピソードでの引退披露パーティーで丈とスパーリングをしながら「丹下ジムは不滅や!ボクシングがワイの青春やった!!」と涙を浮かべ叫ぶ姿に僕も泣いてしまいました。
 
 
よっ元気だったかい、西、 おっつぁんよ!
よっ元気だったかい、西、 おっつぁんよ!
 
 
「あしたのジョー2」第一話の三人です。
この第一話は、初放送をワクワクしながら見ていた思い出深いお話で、ジョー対力石戦のクライマックスから、用心棒のウルフとゴロマキ権藤のエピソード、過去を吹っ切るように、走る車のヘッドライトをバックにシャドーをするジョー、そして久しぶりに帰ってきた泪橋、と印象的なシーンがてんこ盛りです。葉子の「・・・跳ぶように・・軽やかに・・」ってセリフとフワッとなびく黒髪も印象的。
 
この絵はそのお話のラストであるジョーが丹下ジムに帰ってきたシーンを描いてみました。リングのロープにつまづきながら、ジョーにかけよる段平が忘れられません。
 
 
爬虫類の虎
爬虫類の虎
2005/12/10 (Sat) 00:43
 
全日本バンタム級チャンピオン・タイガー尾崎です。丈の弱点を研究するためスパーリングを陰から覗き見るなど結構セコいチャンピオンです。ウルフ金串の方が強いかも。
塗りを杉野昭夫さんっぽく描きたかったのですが・・・む、難しい。いずれ再挑戦したいです。
 
タイガーを見てるとウルフや、その他のボクサーが丈に敗れ、その丈自身も力石に敗れで、そのドサクサにチャンピオンに納まったように思えてしまいます。そんなタイガーも見掛け倒しのフリをするカーロス・リベラを倒し世界ランカーになれると浮かれていましたが、試合開始16秒でカーロスにKO負けというありさまで・・「うん、そりゃそーだろう」と納得しました。
 
 
幻のテンプル
幻のテンプル
2007/4/21 (Sat.) 01:01:02
 
タイガー尾崎戦で、狙ったテンプルの向こうに力石の幻を見るジョーです。 本当ならタイガーと力石を重ねるように描きたかったのですが、そうすると誰なんだかわからない状態になりまして(苦笑)。劇中のジョーと同様どうすればいいのか、もがきながら描いていました(笑)。
無冠の帝王
無冠の帝王
2005/12/12 (Mon) 22:28
 
試合前、観客の女の子に迫るカーロス・リベラです。「あしたのジョー」の中では、ルパン三世に近い性格のキャラに思います。
 
濃い顔してますね。まるでマイケル富岡だ。本来のカーロスはもうちょっとだけアッサリ顔かもなぁ。
このように女の子に軽いキャラのように見えますが、頭の中では別の事を考えていたり計算された振舞いが、どことなくルパンっぽいかなぁ〜と思ってしまいます。ラテン系のノリも含め。
 
 
ドルを呼ぶ男
ドルを呼ぶ男
2005/12/16 (Fri) 00:21
 
カーロスのマネージャー、ハリー・ロバートです。カーロスとはビジネスだけでなく信頼と友情の関係にあるようで、ホセとの世界タイトルより、丈との戦いにのめり込んで行くカーロスの心にとまどいを感じつつもカーロスの希望に尽力する姿が印象的でした。
 
同じマネージャーでありながらも浪花節な丹下さんとは違いスマートなロバート。カーロスと共にそのポーカーフェイスが世界レベルの強敵ってイメージを受けました。
煙は何となく紫にしたのですが、僕は「パープルヘイズ」というと本物よりHIS(細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美)というユニットの「パープルヘイズ音頭」が頭に流れてしまいます。坂本冬美がこぶしを利かせて「ぱぁ〜ぷるへ〜いず・・・」マイナーですみません。
 
 
ドサまわり一座
ドサまわり一座
2006/01/12 (Thu) 01:03
 
テンプルを打てないジョーがドサ回りボクサーになった時の一座メンバー達です。真ん中の人は稲葉さん(通称稲ちゃん)といい、八百長拳闘を拒絶するジョーに対し何かと気にかけ、中央の拳闘世界に戻るよう(試合中、殴りながら)助言します。テレビ版では稲ちゃんの声を小林清志さんがされていましたが、ジョーの兄貴分的役割をとても渋く演じておられ、声だけ聴いているとジョーと次元が会話しているようで嬉しかったです。「あしたのジョー2」ではドサ回りの設定自体が丸々削除されていたのが残念でした。
 
小林清志さんは洋画だとトミー・リー・ジョーンズが好きですね。あの顔にはあの声だと思います。たまに別の方が吹き替えをされたりするとゲンナリしてしまいます。
ジョー2は力石戦後、放浪していたジョーが一年ぶりに帰ってくる話から始まりますので、テンプルを打てないジョーが再びドサ回りの旅に出るのでは盛り上がらないから削除されたのかもしれませんね。でも一話だけでもいいから泪橋近くにドサ回り一座が来て、ジョーとかかわるようなオリジナルエピソードを入れてほしかったです。
 
 

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